16/06/17 10:46:28.17 anXsbTvt.net
若林氏と杉尾氏、拮抗 参院選県区の公示前情勢
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信濃毎日新聞社は16日、参院選の公示(22日)を前に、県内有権者812人を対象
に15、16日に実施した電話世論調査や取材を総合し、県区(改選定数1)の情勢を探
った。出馬表明している3氏のうち、自民党現職の若林健太氏(52)と民進党新人の杉
尾秀哉氏(58)が現時点で拮抗(きっこう)し、7月10日の投開票日に向けて激しく
競り合う展開となりそうだ。幸福実現党新人の及川幸久氏(55)は浸透していない。5
割余は態度を決めておらず、論戦を見極めようとしている。
再選を目指す若林氏は、アベノミクスの継続や地方への波及に取り組むと強調。安倍晋
三首相ら党幹部が県内入りし、てこ入れを図っている。これまでに自民支持層の8割近く
を固め、推薦を得た公明党支持層の7割近くを引き付けている。
杉尾氏は、アベノミクスにより生じた格差の是正や立憲主義の回復を訴える。県区では
初めて、野党3党の共闘が実現。民進支持層の9割近くをまとめた上、推薦を受けた共産
党支持層の7割余、社民党支持層の6割余にも浸透しつつある。
全体の4割弱を占める無党派層は、現時点で2割余が若林氏、3割余が杉尾氏をそれぞ
れ支持している。
衆院小選挙区別では、若林氏が1、5区、杉尾氏が3区でリードし、2、4区は接戦の
模様。年代別では、初めて投票権を得る10代(18、19歳)を含め、40代以下の層
で若林氏、50代以上では杉尾氏が優位に立っている。
参院選への関心は、「関心がある」(「大いにある」と「ある程度ある」の合計)が66・
5%、「関心がない」(「全くない」と「あまりない」の合計)が33・1%。2014年1
2月の衆院選公示前に本社が実施した世論調査の「関心がある」(62・5%)を上回って
いる。