15/08/20 08:18:18.36 .net
2012年8月にアーミテージ・ナイレポート(日本への提言)てのがあって、悪名が高くなった「年次改革要望書」に替わる変化球として、
アメリカが日本に赤裸々に要求項目を並べたのが、アーミテージ・ナイレポートに姿を変えたのである。
・原発再稼働―米国軍事、原発産業を守る。
・ペルシャ湾海賊対策で日本は汗を流せ。
・日本のTPP参加は米国の確信的利益。
・日韓歴史問題を刺激するな。―これは一部守らなかったので、安倍に地位は一時危うかった。ゆえに、申しませんと外交を通じて土下座した。
・日米印豪台フィリピンの強力な連携強化。
・戦時において米軍への自衛隊の全面協力。
・自衛隊は単独でホルムズ海峡の魚雷に除去のために掃海艇派遣。
・日米、及び日本独自の国家機密の保全。
・PKO派遣時に自衛隊等の法的権限の拡大。
・集団的自衛権行使の禁止は、日米同盟においては邪魔だ。
・軍事産業育成、日米兵器共同開発を速やかに行える包括的法整備。
・日本防衛産業の育成のために、武器輸出禁止3原則の見直し。
以上のように並べ立てたレポートが、民間の研究機関の衣を被せて、アーミテージとナイが代弁したものに過ぎない。
結局、独立国では、アフガニスタンや北朝鮮よりも劣った、独立性を持っていないのが、日本と云う国なのだ。
ただ、日本人の多くが、別に歴然たる独立の主権を持たなくても良いのではないか、
と思っている戦後世代が多数を占めはじめているのではないかと云う不安は持っている。