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「円安行きすぎ」と中小企業が悲鳴
100円前後に集中…日商調査
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日本商工会議所は30日、中小企業に経営上望ましい為替水準を聞き取り調査し、
1ドル=120円より円高が望ましいとの回答が86・3%を占めたと発表した。調査期間の
15~19日は122~124円台で推移し、中小企業の希望と現状の水準とは隔たりが大きかった。
調査によると、望ましい水準として「100~105円未満」が21・9%と最も多く、
「110~115円未満」が18・1%で続いた。「100円より円高」も13・7%に上った。
「120~125円未満」と現状の水準を希望した企業は10・2%。一段の円安を求める「125円以上」との回答は3・5%にとどまった。
調査は、全国の422商工会議所が2986企業に実施した。中小企業からは「(円安の進行で)
食材の仕入れ価格が上昇しているが、販売価格への転嫁が遅れ、採算が悪化している」(飲食業)といった意見が出た。