15/06/17 08:10:50.28 .net
>>683
一つの企業で考えてみようか。
生産効率の向上で以前の倍の生産ができるようになった。
しかし売れる量は変わらないのでぞれは余剰在庫になる。
経営者が生産量を減らす選択をすればいいのだが、そうはしないだろう。
余剰分を売ってさらに儲けようと思うだろう。
そこで余剰在庫を無理に捌くための労働力が必要になる。
でも人件費が嵩むのは嫌だから、歩合や請負で済まそうとする。
さらにサービス残業、正規から非正規の切り替えも行うわけだ。
そういう訳で常に安価な労働力と言うのは要求され続ける。
タクシー会社なんかがいい例だな。
需要は完全に満たしていても、更に稼ごうと車と運転手を増やす。
歩合なので人件費の高騰はあまり考えなくていい。
だから求人が途切れることはない。