15/06/15 22:11:10.01 .net
自由主義体制と呼ばれる類の資本主義国家では政府部門の可能な限りの縮小と税の軽減化が目指されるだろうな。
ただ「消費税がー」の人は政府部門を縮小を叫ぶ点では自由主義的だが、
代替措置として金持ちや企業からの徴税を提案するという点では社会主義的なんだな。
このヌエ的な政策提言はいわゆるリフレ派が最初に金融緩和という新自由主義的政策を主張し、
その政策が採用されると、ピケティの引用による格差と不公平感を煽って
重税政策に世論誘導するのとよく似ている。
これは一見、庶民的な施策に見えるのだが、
実際はインフレによる資産価値減少と政府による個人資産強奪という富の集中化に帰結する。
これはレーニンあたりの分析によく似ているが、
レーニンの分析と違う点は人為的に恐慌と強奪を推し進めようとしているところだ。
この手法でいくと首都圏の政府系企業や得体のしれない新興企業に国富が集中するだろう。
コーポラティズムなんかがその完成形だろうね
「消費税がー」の人はそこまで考えていないと思うけど、
まあ、シカゴ統制派あたりの考えそうなことだ。