15/04/01 03:37:38.11 .net
クルーグマンのときもそうだったが、情弱は一面解釈したがるけど
スティグリッツが量的緩和の効果とかいうときは、国際経済的な視点で円安を促すことが
ドル安政策をとってきたアメリカへの対抗になるからという観点で効果があるっていう主旨のことを言ってたよね
でも日本のGDP成長がそれで低下した事実を見るとスティグリッツの言ってることは疑わしい
もともとスティグリッツは量的緩和政策は富の格差を拡大するということを言って、明示的に反対してたはず
となるとこれもクルーグマンと同じようなダブスタを呈してることになる
つまり量的緩和政策は必要悪としてあり、望ましいものではないが、財政政策との組み合わせでやって
悪い面を極力減らそう、みたいな、しごく曖昧な主旨になってくるところはオールドケインジアンの限界だね
スティグリッツは元々レントシーキングとかを研究して、インフレ経済が富の格差を拡大するって言ってたし
クルーグマンと違ってボルカーショックとかでインフレが低下したことは別に悪いことではないって言ってたはずだし
まあいろいろ曖昧な事言う人だが、言ってることを総合すると、量的緩和は理論的にはいい影響はないってことだろうね