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捏造否定、元朝日記者が提訴 慰安婦報道「批判で被害」
朝日新聞の従軍慰安婦報道に関わった植村隆元記者が9日、
週刊誌記事や論文で「捏造」と批判されたことが原因で脅迫など深刻な人権侵害を受けているとして、文芸春秋と西岡力東京基督教大教授に計1650万円の損害賠償や謝罪広告などを求める訴えを東京地裁に起こした。
植村氏は1991年に韓国の元慰安婦の証言を取り上げた朝日新聞の報道に関わった。訴状では「意図的に事実を捏造した」と批判する西岡氏の論文や、
「“慰安婦捏造”朝日新聞記者」との見出しが付いた昨年2月6日号の週刊文春の記事などについて「捏造の根拠がないのに、敵意をあおり立てる言論を繰り返した」としている。
(共同)