17/04/06 21:04:57.58 1q3kEg3/.net
>>420
なお、実際の作品
ラグゾが笑い始める。
「これでお終いね、私は力を手に入れた」
ラグゾは両手を上げた。歌声が強く響く。空の色が色んな色に変化し全身と空飛ぶ石からカラフル粒子が飛び散る。
しかし、ラグゾの口から出たのは黒い塊。
両手からも輪とビームが大量に撒き散らされ始めた。
パーンパーンと粒子の粒が飛び散る中直久が手を広げ空中で回転する。
直久は高速回転しながらビームやリングを簡単に交わしながらラグゾを撃つ。
「なぜ当たらない・・・お前は顔が示す通り本当に人間じゃないのか」
ラグゾは攻撃を避けるために走り回る、しかし体が大きいため完全に避ける事は不可能だ。
直久の口から自然と歌声が発せられる。
おーしえて、わーたしがドソソミドレレソー
ラグゾの毒電波のせいで後半声が出ない。音階のみに分解される。
うーまれる、まーえからミミドソッラファレシー
口だけパクパク、歌いたくても歌えない。
ここーろにともるひかーりはレソソレミファソー
獣人の力（パゥワー）をもってしてもラグゾの心の闇は深いのだ。他人がどうにか出来ないほどに壊れてるのだ。
そのぬくもりは、ときをーこえーミソレソー
直久は歌うのを我に返ったかのように止めると人類に対する諦めを心の中に生む。どうやっても死！
壊れたラグゾは大量のビームをまた発生させた。
その時、どこからかロケット弾薬。
ラグゾの顔面にぶつかりラグゾはギャアーッと叫んだ。医者にも弾丸が当たり落ちていく。
本部から攻撃している奴等が居るらしい。どうみても不利なのにである。
「何故、逃げないんだ・・・いい的じゃないか！」
直久はあきれたがしかしこれは便利だとも思った。無数に出現する白い人間の相手は大変だからだ。
だが直久までも撃たれそうになる。奴等は両方殺すつもりだ。協力する気は無いらしい。人間は敵だから。
「そんな！」
直久のニンゲンフシンゲージは増大。ニンゲンフシン！電波が発生して松下小枝のセリフと重なる。