24/10/24 12:03:43.51 rMkCkIE/.net
>>386
マクロ経済スライドの調整率は
スライド調整率 = 公的年金の全被保険者数の減少率の実績(3年平均)+平均余命の伸び率を勘案して設定した一定率(0.3%)
と決められています。
厚生年金の加入者は2019年の年金財政検証でも増加する想定でしたが、実際は想定より多く増加していました。
また、令和4年は年金の増加が無かったためマクロ経済スライドが行われておらず令和5年度に繰り越し分が実行されています。
令和4年分 マクロ経済スライドの未調整分:▲0.3%
令和5年分 マクロ経済スライドによるスライド調整率:▲0.3%
合わせて2年分-0.6%
令和6年分 マクロ経済スライドによるスライド調整率:▲0.4%
2024年年金財政検証での今後のマクロ経済スライド調整率想定は
人口:出生”低位”、死亡中位、外国人の入国超過数16.4万人
労働:労働参加現状シナリオ
2024~2026 -0.4%
2027 -0.6%
2028 -0.8%
2029 -0.9%
2030 -1.0%
2035 -1.3%
2045 -1.5%
以下略(2060年まで-1.5くらい、2070年以降は-2.0くらい、ただし調整期間は終了していると思います)
となっています。