24/05/24 12:25:18.69 9mYl2OjW.net
NTT西日本の子会社から約928万人分の顧客情報が流出した事件で、不正競争防止法違反(営業秘密の領得、開示)の罪に問われた元派遣社員(63)は23日、岡山地裁津山支部で開かれた初公判で起訴内容を認めた。検察側は懲役3年、罰金100万円を求刑し、即日結審した。
被告は平成26年に通信教育大手ベネッセコーポレーションで起きた情報流出事件に着想を得たと指摘。派遣先のNTT西子会社で、コールセンターシステムの運用保守担当という立場を利用し「借金返済のため顧客情報を売却し、常習的かつ卑劣な犯行だ」とした。
被告は被告人質問で「派遣先で約13年も働いてきたのに待遇がひどく不満だった」と述べた。弁護側は「被告は反省している」として執行猶予付き判決を求めた。