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ザ・ノンフィクション 母の涙と罪と罰
12/14 (金) 2:59 ~ 3:56 関西テレビ(Ch.8)
遊佐学、43歳。元ヤクザで覚せい剤中毒になり逮捕歴のある人物。しかし、彼は、
死ぬまで消えないレッテルを背負いながらも、人生をやり直したいと必死に闘って
いました。今の自分に何ができるのか、そして、なぜ生きているのか…。
学は、スナックを改装してできた「罪人の友」という教会に寝泊まりしています。
この教会の牧師も元ヤクザ、行き場のない人たちを受け入れ、彼らの社会復帰の
ための支援を続けてきました。実は、学はここで、共に住み込んでいる一人の青年の
面倒を見ています。青年もまた着の身着のまま教会に駆け込んできた元ヤクザ。
真っ当に生きたいと思い、学校に通い始めたものの、直面してしまう社会の壁…。
1年後、二人は教会を出て、それぞれの道を歩き始めます。新たな一歩を踏み
出そうとする学。しかし全身に刺青が入り、まともな履歴書も書けず、右足にも
障害が残る彼にとって、仕事を見つけることは簡単ではありません。そんな中、
ある出来事から連れて行かれたのは交番でした…。ずっと学を見守ってきた人が
います。栃木の実家で一人暮らしをしている母。育て方が悪かったのだと自分を
責め続けてきました。しかし今、本気で生き方を変えようとしている息子を見て、
母は大きな決断をします。母の決意とは? どん底からのやり直し。果たして学は
どんな道を選び取るのか…。
【語り】 安達祐実