16/01/14 12:24:15.13 4TWHgGJU0.net
【タイトル】 不明
【時期】 10~15年ほど前?、
【掲載誌】 モーニング、アフタヌーン系統。雑誌の読み切り。
【作者】 不明 小原慎司か?
【絵柄】 小原慎司の「菫画報」のような感じ。自信なし。
【その他】
先天性か不治の病(脳からの身体のコントロールリンクがうまく働かないみたいな)で病院から離れて生活できない、
いたずら好きの双子の少女と赴任したばかりの青年医師との交流ってかんじで「死んだら星になる?」みたいな生死とか人生を星とからませた会話を青年医師と双子少女がやってました。
双子への処置(脳波を無線で飛ばして体とリンクさせる)の結果、少しだけなら大丈夫と記念日のお祝いを兼ねた外出で体調を崩す双子のシーンから話が急変。
処置は治療じゃなく国を挙げた実験であって、被害を与えた青年医師は左遷。
青年医師の別れの後は、必死で抗議する婦長さん、泣き叫ぶ婦長さんと双子の別れ、手術室に入る双子等がセリフ無しで描かれ、コマ割りはだんだん小さくフェードアウトしていった後、
突然、モニター室で作業服(宇宙服?)を来た男達に切り替わる。
モニターを見てた若い男が「この映画みたいな映像ってなんですか?」「あーそれ、環境コンピューターのバクだよ」「環境コンピューターが見る夢って読んでる」
双子の脳はコロニーの環境用コントロール用の生体コンピュータとされてしまって、今までの話はコロニーの管制室で映し出されていた映像(夢)だった。
双子の体といえるコロニーには宇宙塵やゴミがたまり、長い時間をかけてだんだん大きくなり、やがて人がコロニー内から地表に移り住むようになる。
遥かなる時間をかけて宇宙塵やゴミたまりますます大きくなり,星サイズになる。つまり双子は星になったって話。
よくある現代の医者と患者の交流話と思ってたら実はSF作品で驚きました。
今回、調べる前までは「週刊石川雅之」の一編と思いこんでいましたが違っていました。
うっすら記憶に残ってる婦長の絵が小原慎司の菫画報の絵に似てる気がします。
よろしくお願いします。