15/12/02 04:21:06.51 0.net
>>213 フロイライン アイリス
ふむ……こんな酒場に子供とは……いや、普通の子供ではないか、
格好を見るにフロイラインは魔術師かな？
……失礼、余はミューゼル。同じく魔術の道を歩む者にしてこれから世界を手にする征服者だ。
世界を手にするにあたって魔術師の存在も無視出来ないのでな、フロイラインとも是非友誼を結びたいものだ。
（そう言うと腰に提げられた小さな革の鞄から、綺麗だが子供が拾うような有り触れた小石を差し出して）
物で友交を図るというのも俗物的ではあるが、これをそなたに授けよう。
余は錬金術にも通じておるのでな、この石は『賢者の石』と言って持つだけで魔力が溢れるようになる代物だ。
これからも魔術の研鑽に励めよ、いずれは魔術で競い合う間になりたいものだな。
>>216
ただここで待ってるだけではそなたの言う良い女とやらは来ないかも知れぬ。
やはり自分で行動しなければな。確か極東に格言が有ったか……『吉報は練って待て』だったかな？
>>218 ヘア アルフレッド
＞大丈夫なんですかマスター
（アルフレッドの言葉にマスターは肩を竦め頭を振り、ウェイトレスからは苦笑が溢れ）
＞…臣民になるかどうかは騎士見習いとして受け入れかねますが、
なに、卿はそのままでよい。近いうちに王国も余の物になるのだからな。
邪魔さえせねば今受け入れずとも早いか遅いかしか変わらんよ。
＞冒険者としては歓迎しますよ。
無論、こちらも歓迎しよう。余は魔術師としては天才だが飽くまで見ての通り魔術師なのでな、
卿のような者が前に立って貰えれば心強い。勿論その剣は飾りでは無いのだろう？
＞この煮野菜とハムでも、一つどうです？
ふむ、卿が料理を提供するならば余は美酒でも用意しようか。
（手を上げて側を通ったウェイトレスを呼び寄せると、耳打ちをすれば慌ててお店の奥へと走っていく）
何、気にする事は無い。まあ世界征服するにあたって出来るだけ敵は作りたくは無いからこちらから
懐柔してしまうか、と打算的なものも無いわけでは無いが、
この店一番の酒というものにも興味が有るのでな。一緒に楽しもうではないか。
さて、それでは余はこれにて失礼する事にしよう……マスター、これを。
（小さな白い石をカウンターの上に乗せ）
余の国で使われる貨幣だ。ゴールド換算で100万になるだろうな。
ああ、勘違いしないで欲しい、余は確かにこれでこの酒場を買おうと思っては居るが、
卿あってこそのこの酒場よ。特に何かしようとは思わぬさ。
それでは、色よい返事を期待しているぞ。
（そう言いながら酒場を後にすると、追って食い逃げに気付いたウェイトレスが鬼気迫る表情で出ていき）