03/04/24 02:46 .net
悪役のパターン分類、第２歩目。
「その人物が悪役であることが、どれだけセッション中に表現されるか」
１：本人がベラベラと自分の悪事を語る。ＧＭの「こいつが今回のボスだよ」発言も含む。
→ 一番解りやすいパターンだね。その場でＱ＆Ａも可能な親切設計（笑）
２：ＰＣが信用するＮＰＣが「悪人だ」と断定する。悪人退治などの依頼も含めておこう。
→ 濫用は禁物ですが「念のためウラをとってみると、事実は正反対」なことも。
３：ルールブックに掲載された「悪事リスト」に合致する事件の根源、張本人である。
→ ヒーローもの系列で稀にある。「悪の手引き」を遵守するＮＰＣは無条件に悪です！！
ＰＣの基本的な「善悪の判断基準」が既にルールシステム側で定義されている場合。
まぁ、それが基本的な世界観なら仕方ないかと。
４：己の主観的な判断に基づき、ＰＣが「悪」だと判断する。
→ ＰＣの善悪に対する判断基準をＧＭが読み損なうと、
「‥‥別に、それって悪事じゃないよなぁ」とか云われてしまいます。
シナリオ内部に情報を散らしてても、リサーチ時に肝心の情報を与え忘れる場合が。
特に格好良さげなＮＰＣを悪役で出した時に、ミーハー的に迎合するＰＣが居ることも（笑）
んー。まぁ、宗教や文化によって「悪」の定義は変化するため、ゲームシステム的な
ブレイクスルーがない場合は「４」は避けた方が良いかもね。
（ＧＵＲＰＳとかだと特徴やら「意思判定」やらで解決できるので、ＰＬ側も気楽に挑めます）
番外：セッション中は誰も指摘できなかったが、振り返ってみると一番邪悪なのはソイツ、という。
→ 諸悪の根源が、シナリオ的には被害者であるはずのお姫様だったりする場合が多い。
なぜか、ＧＭ自身もセッション中には気づかないんだよね～（笑）