15/09/23 11:04:39.36 IXwnc0yf0.net
正直な感想を言うと「二時間でまとめろよ……」としか言いようがない
格好良いハンジさん成分も無いし、脚本の出来も良くなかったので
もし見に行こうと思っているのだったら、主観丸出しで悪いけれど参考にどうぞ
●映画の流れ
・エレンの過去回想（原作グリシャによる注射シーン）
・巨人化解除→拘束されて人か巨人か問答（原作砲弾防ぎ後の問答＋審議所オマージュ）
・クバルが壁の中がいかに平和かと演説後エレンを殺そうとする
・エレンを庇うアルミン＆ハンジさんと迷うミカサ
・ソウダがエレンの巨人化原理を説明している途中で殺される
・エレンも殺されそうになったところを鎧の巨人が乱入
・ハンジさんとミカサ、アルミン、ジャン、サシャ、サンナギを残して後は全員殺される
・残った人間で壁の穴を塞ぎに行く。使用するのは前篇で堂々と映っていた不発弾
・エレン、過去の遺物である監視部屋でシキシマから巨人化と戦争の真相を聞く
・エレンと不発弾回収組が合流→シキシマが火薬泥棒の親玉兼テロリストなんだと言い出す
・シキシマが革命の為に内地の壁に穴開けに行こうぜ！ と勧誘→エレン＆不発弾回収組（除くハンジさん）が対立
・アルミンの作戦とサンナギの犠牲により戦線離脱→壁の穴へ
・追いついたシキシマ（実は鎧の巨人）VSエレンゲ
・エレン、巨人化→不発弾セット（原作アルミンによるエレン起こしのシーンをミカサに改変）
・生きていたクバル（実は大型巨人）VS人間全員→最後はシキシマが不発弾で大型を殺害
・不発弾の爆発により壁の穴は塞がれる→壁の上から外を見ると折れた東京タワー等朽ちた建築物に海が見える
・俺たちの反撃はこれからだぜ！
→スタッフロール後に監視部屋から「実験場から二体（エレン＆ミカサ）が脱走したようだ」との会話で終わり
●ハンジさんの活躍シーン
大前提：ハンジさんは生存
・エレンを庇うシーン※ただしあくまで貴重な被検体として
・上司が死んでもぶれずに壁の穴を塞ぎに行く
・テロリストの武器に興味津々なハンジさん
・シキシマの勧誘前に一人戦車（？）の中に入るハンジさん（だからシキシマの勧誘を物理的に受けていない）
・瓦礫の中から這い出でて武器を集めて一人壁に向かうハンジさん
・超大型からエレンを武器で守るハンジさん
・ラストシーンでポスターのように武器に頬ずりするハンジさん（←一番可愛かった）
原作のハンジさんのコミュ力は全くなく、正直クレイジーな面ばかりが強調されている
石原さんも朴さんも何度も
・ハンジは巨人を愛していない。駆逐したいが故の行動
・ハンジは他の人と見ている視点（世界）が違うから、浮いているように見える
と言っているのに、肝心の脚本がわかっていない感じになっている
正直何で生き残ったの？ と言われれば一人だけリアリティ・ラインが違うから……としか言いようが無い
ただ、ハンジさんは巨人や古代の武器を研究する、殺す、というところの行動と主張は一切ぶれなかった
そこだけは評価する