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勝田貴元選手に続け! なんと100人が選考に応募! 国沢親方66歳はWRC育成ドライバーになれるか?
2024年12月18日 / コラム・特集
https://bestcarweb.jp/feature/1064605
https://news.yahoo.co.jp/articles/220f8f94f37201de7d6e2e14b98eeb30a3d3ea83/comments
勝田貴元選手に続くドライバーの発掘と育成を目的にしたWRCチャレンジプログラム。富士スピードウェイのショートコースで行われたセレクションには上限となる100人が応募。厳しい審査のなか4期生の候補6人が選ばれた。そして、昨年に続き66歳の「ラリーバカ」国沢親方も挑戦した。
文:国沢光宏
■画期的なセレクションに性懲りもなく応募!
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WRC15勝のミッコ・ヒルボネンが試験官。感激のあまりかミス連発
歌手やタレントになる早道と言えばオーディションである。スカウトというアプローチもあるけれど、後者は運に頼る。自分で自分の道を切り開きたいのなら前者でしょう!
モータースポーツの場合、どうすれば選手になれるか? 今までだと家がお金持ちだったり、家族に有名ドライバーなどいる環境じゃないと難しかった。オーディションもあるが、ある程度の実績を持つドライバーしか立候補する資格なし。
速く走るポテンシャルを持っていてもチャンスはほぼなかった。さて、人間には「才能」という不思議なチカラがある。100mを10秒台で走る人は、あまり練習しなくたって12秒台で走ってしまう。
逆に14秒台の人だと、どんなに練習したって12秒台すら難しい。クルマの運転だって同じ。才能ある人は練習しなくたってキラリと光るセンスを持つ。ダイヤモンドの鉱石と言ってよかろう。日本語だと「金の卵」ですね。
そいつを見つけるのがドライバーのオーディションである。海外では以前から行われていた。だからこそ体操の選手(セバスチャン・ローブ)やスキーのインストラクター(セバスチャン・オジエ)がWRCのトップドライバーになったりします。
同じことを日本でもやってみよう、というのが『WRCラリーチャレンジプログラム』だ。2015年にスタートし、1期生は勝田貴元選手。2021年に2期生を募集し、現在2人がフィンランドベースでラリー活動をしている。そして2023年に3期生のオーディションを行った。
「世界で通用する日本人ドライバーをもっと育てたい!」というのがモリゾウさんの夢らしい。おっしゃる通りで、我が国は若手のラリードライバーを育ててこなかった。
全日本ラリーのトップ争いをする日本人ドライバーを見ると、皆さん60歳に近い50歳代! おそらく世界一高齢化が進んでいると思う(笑)。そんなことから2024年もオーディションを行うことになった。
続く