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2024-03-01 10:28:19
いやいや認識が超甘かった! 石油利権、途方も無く大きかった。電気も水素も当面厳しいかと
2024年3月1日 [最新情報]
https://kunisawa.net/?p=67085
石油利権を調べると、とてつもなく大きく、強かった。例えば自民党に『石油流通問題議員連盟』というのがあり、名簿を見たら192人! hURLリンク(www.mie-sekiyu.or.jp) 実力者も多数含まれており、こりゃ強い! 議員は国民が選ぶ。国民の意思と言うことでもある。どんなことをやっているのかといえば、ガソリンスタンドから6000億円の支援をして欲しい、みたいな陳情を受けてます。 http://www.nenryo.co.jp/kiji?kijiid=20166
https://i.imgur.com/atI3lQh.png
さらにもっと大きな規模だと、サウジアラビアに代表される中東の産油国との関係もあるだろう。エネルギーの地産地消=こういった関連事業がドンドン不要になっていく。既存の石油関連企業や勢力は、政治の中枢にまでパイプを持つ。そら抵抗されることは明々白々だワな。ジドウシャヨウロンカ1人が「カーボンニュートラルを!」と言ったって何のチカラも無し!
実際、水素展を見に行き、皆さん口にするのが法規の厳しさ。水素を使おうとすると、様々な規制にブチあたる。水素、ガソリンより圧倒的に熱量低い。軽いため漏れてもあっという間にダイリューション(薄まる)され、無害。なんたって水素水を有難く飲むほどだ。少なくとも常圧だと危険性という点では都市ガスより薄い。なのに使おうとすれば厳しい規制ばかり。
国はそれを緩和しようとしない。水素、現在の技術でも1kgあたり500円以下で作れる。水素1kgはMIRAIのような2トン近いクルマを120km走らせるくらいのエネルギーを持つ。石油10L分に相当する。税金を除いた石油は今の相場だと10Lで750円くらい。太陽光や風力発電など再生可能エネルギーで水素を作れば、ガソリンばかりか軽油より安く付く。
そればかりか、発電量変動大きい自然エネルギーが余った時に水素にしておくと、原油と同等の燃料コストで火力発電すら可能。すでにカーボンニュートラルは見えている。だからこそ潰そうとするパワーも大きい。おそらく電気自動車も同じ理由により、普及しないようブレーキ踏まれていることだろう。この問題、残念ながら解決策無し。黒船が来ない限り開国出来ない。
政治も官僚も、カーボンニュートラルと利権の間で苦労してるってことです。どうなるのか? エネルギー問題に関して言えば、おそらく幕末の日本と同じような状況にあるんだと思う。石油利権としちゃソフトランディングを狙っているだろうが、世界の流れを守ればハードランディングになってしまう。民間は国際競争力を失わないため、いつ”維新”になっても対応出来るようにすべきかと。
また、石油利権側だって頭良い人はたくさんいる。孫の時代になれば時代が変わることくらい認識していると思う。未来を考えての”潰されない程度の動き”なら、むしろ支援してもらえそうな気がします。