23/08/16 17:24:35.23 OQaOTYqN.net
>>869 続き
また前出の知り合いは次のように話している。
「エンジンはノック制御が作動しておりますので適合100オクタンだとオクタン価低ければパワーダウンします。
とはいえインタークーラーの冷却性能などにより加速時と定常時でノック発生が変わります。
98オクタンで100オクタン適合と同じ加速出力を発生できる可能性もあります。
1度シャシダイナモで違いを測ってみると差がわかりやすいと思います」
まとめると「100オクタン仕様で開発したエンジンも条件によっては98オクタンで大丈夫な時がありますね」というもの。
100歩譲って98オクタンのハイオクが入手出来るのなら、冬場など気温低い時はインタークーラーで吸気温度を下げられるから420馬力出る可能性あるのだと思います。
でもJISギリギリの96オクタンだとどうか。前出EJ20だと簡単に10%出力とトルクが落ちました。
スカイラインNISMOにオクタン価低いガソリンを入れるとどうなるのか?
スカイラインNISMOのエンジンがオクタン価の影響少なかった仮定し、5%のダウンだったとしよう。
するとベースになった405馬力のスカイライン400Rより低い399馬力になる。
5%くらいだと一般道で走って違いが分かる人はほとんどいない。
10%くらい違えばやっと「少し違うか?」と解る人が出てくる程度。だから「どうでもいい」といえばどうでもいいかもしれません。
前出NISMOの人も「サーキットなどに行けば良質のハイオクを販売しています。サーキット走行などの時に入れて楽しめばいいと思います」と話す。
レース用に使うエンジンはオクタン価低いと壊れてしまう。
そんなことから、富士スピードウェイなどのスタンドで販売されているハイオクは98オクタン以上あると私も考えている。
スカイラインNISMOを買ったらぜひ試して見て欲しい。
※ ※ ※
と、ここまではやさしい評価です。
個人的に1番問題だと思うのはスタンドで販売しているハイオクのオクタン価が全く解らないことです。
複数の自動車メーカーのエンジン開発担当に聞くと「96オクタンぎりぎりのハイオクってけっこう多いです」と言う。
しかもユーザーが気軽にオクタン価を調べる方法無し。
せっかくスカイラインNISMOを買っても残念ながらフルパワーは出せない可能性が高いと思います。