22/11/17 21:18:49.79 EZ6zcXkc0.net
>>367 続き
されど気持ちはもう切り換えた! こうなれば来年リベンジです! 完走して満足して
いる自分より「攻めた結果コースアウト修行した自分」のほうが似合ってる。また来年に
向けて頑張ろうと思う。まずはクルマを修理することから始めます!
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コ・ドライバーをお願いした木原氏(写真左)と国沢氏(同右)。感謝感謝感謝であります
■タイヤも「競技」で鍛えられる
今回タイヤはダンロップです。WRCの場合、FIAの認定タイヤを使わなくてはならず、
選択の範囲が狭い。しかもどこも在庫なし。そんなことからラリージャパンの前に出場し
た全日本ラリー『ハイランドマスターズ』は比較的簡単に入手できるアメリカのタイヤを
使うことになった。初めてのルーテシアに初めてのタイヤ。
はたしてどうかといえば「イマイチですね~」。
基本的なグリップが、ルーテシアの開発タイヤとなっているミシュランより低いんだと
思う。FFなのでコーナーでアクセルを踏むとLSDが効いてハンドル切った方向に
立ち上がるようになっているハズながら、ハイランドマスターズでは曲がってくれない。
喜多見さんによれば「タイヤ構造の考え方が古いんだと思います」。こらアカンという
ことでダンロップです。
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今回、ルーテシアの足元を支えてくれたのは「ダンロップDIREZZA 94R」。お薦めです
ダンロップにFIAタイヤはないと思って探さなかったのだけれど、聞いたら「あります」。
なんとなんと! 遠回りしました。考えてみたらダンロップのラインアップは幅広い。
レーシングカート用タイヤを始め、様々な競技用タイヤを作っている。日本の
タイヤメーカーの中で一番多くのジャンルをカバーしていると思う。クルマと同じく
タイヤも競技で鍛えられる。そういった意味じゃ素晴らしい。
直前だったため走行テストできず。ぶっつけ本番となる。
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剛性感があってグリップもハイレベルだからコーナーもアクセルを踏んで曲がっていける
結果どうかといえば、望外なリザルトを残せた! 事前に「後輪が少し暖まりにくいと
思います」と聞いていたとおりだったけれど、これはFIAタイヤに共通すること。何より
絶対的なグリップが高い。ハイランドマスターズで乗ったルーテシアと違うクルマのよう
にLSDが効いてアクセル踏むとガンガン曲がって行く。
しかも強い! ラリーで一番イヤなのはパンク。WRCファンなら誰でも御存知のように、
イベントごとにパンクでドライバーは悩まされている。今回何度かコースを飛び出して
タイヤを強打しているのだけれど、一度もパンクなし! タイヤに対する不満はまったく
なく、コースオフするまでラリーを存分に楽しめました!