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「最高！」から「あちゃ～！」。そして泥沼。ラリージャパンで厳しい修行をすることに
2022年11月14日 [最新情報] URLﾘﾝｸ(kunisawa.net)
人生修行だと解っていてもヘタ打つと激しくヘコむ。ラリージャパンに出ようとしたら
お金も手間も膨大に掛かる。というか本来ならやらなくてもいいことだし、上手く行ったって
タイした得なんか無し。むしろ失敗した時のリスクの方がはるかに大きい。でも人間、
ナニもしなければ面白くないです。死ぬときに「まぁまぁの人生だったな」と思えればステキだ。
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今回ダンロップです。高山で使った米国タイヤは絶対的なグリップを含め、いろんな
意味でWRCには厳しい。ダンロップのFIA認定タイヤ、初めて履くのだけれど優れた
ラリータイヤの資質となる「丈夫さ」で文句無し！ 上のような衝撃受けてもパンクせず。
しっかり暖めれば絶対的なグリップ高くてコントロール性も良い。そいつが素晴らしい
タイムになって出ている。
さてラリーである。走ってみたら上々。ルーテシアのパフォーマンスは高い。ベタ抑えで
走っても十分納得いくリザルトを確保出来そう。しかし！ それじゃラリーやる意味なし！
可能な限り攻めて1つでも順位を上げたい。そんなことから2つ目のSSを攻めたら、
タイヤ温度が十分上がりきっておらず、左コーナーでリアが”つぅるん”と滑って右のカベに
「ガキン！」だって。私のミスだ。
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そこから激しいオーバーステアになってしまう。高速コーナーなんか思い切り挙動不審。
当然ながらフルアタックなど出来ない。走行可能だったのでサービスに戻ると、喜多見
さんが「ハブとリアのトレーリングアームが曲がってますね。けっこうなトーアウトです」。
普通ならハブベアリングを交換するのだけれど、貧乏チームのためスペア無し！
困った！
万事窮すかと思いきや、今回ルノージャポンが派遣してくれたユーロフランスに聞いたら
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ちなみにユーロフランス、会長や社長を含め超が付くクルマ好き。とはいえ夜のサービス
には部品間に合わず、土曜日の朝に交換する算段。私は人に恵まれている。
喜多見さんを始め、ラリー業界じゃ知らない人がいない横島さんと岡田さんが居ます。
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朝の短いサービスで交換。無事土曜日も走ることが出来ました。とはいえアライメント
調整をする時間なく、なかなかヤンチャなハンドリング。左右輪でトーイン違うため荷重
掛かるとけっこう振られる。フルアタックは無理。それでもルーテシアが楽しいし、
何より負けたくない。加えてずっと狭いコーナー続く金曜日と違い、街中を通るなど道も
楽しいったらないです！
続く