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昭和30年代には、ガス冷蔵庫というのもよく見られた
電気式だとコンプレッサで冷媒を圧縮して気化させる仕組みだが、
ガス式は、アンモニア水だかを熱して液からガスにして循環させていた
だから裏側を見ると、バーナーでチョロチョロと小さな火が着いていた
電気式コンプレッサに比べて、振動や音がないとか利点はあったようだが、
結局、常に火を燃やすということの不安と火で冷やすという理屈が分かりにくい、
ガス栓のある場所でないと使えないことなどもあって、その後廃れてしまった
それでも現在は、形をかえてカセットボンベ式のミニ冷蔵庫などもある
ガス式システムは
自動車だとエンジン熱が利用できるからカーエアコンにはうってつけなのだろうが、
エアコン用途場合温度設定が難しいし、結局制御には電気の方が便利ということだろう