24/03/16 19:58:02.45 fiIbKphV.net
Q、全損、経済的全損した自転車が保険屋から減価償却算定されたんだけど…
A、時価(中古市場価格)、修理費用の低い方で賠償となる。
URLリンク(www.courts.go.jp)
(最高裁S49.4.15) 減価償却は企業会計に使われるもので、個人の物品には適応されない。
入手困難などで現状復帰が困難、市場価格が不明などで見込まれる損失が分かりにくい場合、
価格算定のひとつの方法であり、被害者側がソレを認めない限り棄却される。
減価償却の計算方法にもよるが、一般的には中古市場価格の方が高い。
中古市場価格の算定方法に気をつければ、購入価格を大幅に割ることもないだろう。
減価償却で押してくる保険屋も裁定機関入りすると、シレッと認める。ほぼ勝てないから。
Q、中古市場価格がわからない。
A、車両事故のガリバーレッドブックと異なり、そのものズバリの車種があることはまれ。
ネット展開しつつ実店舗を複数保有する店を検索して
同年度のフレーム、同グレードのコンポ、ホイールの完成車から平均値を算出。
参考にしたページは事故日からなるべき早く魚拓しておく。
ただし、購入後1ヶ月程度の事故の場合は購入金額を時価と同視できる。
Q、メガネ、サングラスやヘルメットを減価償却されたんだけど
装身具(メガネ、サングラス、入れ歯、補聴器など)は"全額弁償が原則"。(赤い本2010上 p.33)
これらは人体の一部であるとされるため、物損対象外の自賠責ですら5万まで出る。
ヘルメットは減価償却を主張される場合がある。
しかし基本的には衣服とセットで5万程度なら示談レベルでも全額を支払わせるべき。
ヘルメットはたとえ外観に損傷がなくとも、一度の事故で廃棄となる。根拠は以下
OGK ヘルメットは一度の衝撃で、もう使えない…
URLリンク(www.ogkkabuto.co.jp)
⑦転倒してしまったら 参照