20/05/10 20:41:58 15yRetDN.net
アルミ製のフレームは、安くて軽く、高い剛性を秘めているのでコストに関してはお得です。
しかし寿命はそこまで長くなく、5,000kmも走れば動きが鈍くなります。
20,000km辺りまでいくと、全然進まなくなるようです。
短い間だけ綺麗に咲き誇り、あっという間に散ってしまう。
それがアルミという素材です。
ですが、大抵の人はこれを承知で乗っています。
素材には「疲労限度」という数値があり、例えば、クロモリならその数値未満の力なら、どれだけ負荷を掛けても自然に止まってくれます。
しかし、数値以上の力を入れると割れてしまいます。
アルミには、この数値がありません。
つまり、どれだけ注意していても、ちょっとしたショックで、あっさり乗れなくなります。
イメージしやすいように、RPG風に例えてみましょう。
まずは両方のHPが100あるとします。
クロモリは20までのダメージなら無効化できますが、アルミはできません。
ここで、それぞれに50、10、7、3のダメージが入ったとしましょう。
クロモリは、20までのダメージを無効化する効果があるので、受けるダメージは50のみで、残りHPは50です。
しかし、アルミは全て受けてしまうので、30しか残りません。
ここから、1ダメージを30回連続で食らったとします。
クロモリのHPは無効化のおかげで変わりませんが、アルミはじわじわと削られていき、最終的にはHPがなくなります。
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