20/02/17 01:58:28 SJ/9iTq4.net
>>405
>法令による行為だよな? 公務とか職務ってどっから持ってきた?
【法令】又は正当な業務による行為だと書いてるわなwwwwww
形式的には犯罪構成要件に該当する行為であっても、法令の規定によってそれが許される場合には、犯罪は成立しない。
死刑の執行として法務大臣の命令により死刑判決の確定した被収容者を絞首して死亡させる(刑訴法475条等、刑法11条(>
139頁参照))などはその最たるものである。
また、例えば、犯罪捜査のため人の住居に入って捜索・差押を行うなども法令による行為であり、法令上の権限の全くない者が犯罪捜査と称して行えば、住居侵入と強盗・窃盗などの犯罪が成立する。
私人による現行犯人の逮捕(刑訴法213条)、親の子に対する懲戒行為(民法822条)としての適当な体罰も、法令による行為として違法性が阻却される例である。
法令による行為、つまり、法令行為とは、直接に成文の法律・命令の規定にもとづいて、行為者の権利または義務として行われる行為を意味します。
法令自体がその行為を認め、または命じているのですから、それが適法であることは当然です。
たとえば、警察官が裁判官の発する逮捕状によって犯罪の被疑者を逮捕する行為は、刑事訴訟法199条による法令行為であり、逮捕罪(220条)の構成要件には該当しますが、違法性が阻却されますし、親権者が、未成年の子を懲戒するために殴打する行為は、民法822条に基づく法令行為であって、暴行罪(208条)の構成要件には該当しても、その違法性が阻却されるのです。
法令による行為
消防士が消火・救出活動の為に建造物や車両などを破壊する行為。
警察官が被疑者の身柄を確保する目的で建造物や車両などを破壊し突入する行為。なお対象者が現行犯・準現行犯でない場合は令状取得が必須となる