16/11/07 12:08:46.97 yn1jY44L.net
サイクルスポーツ2016年10月号 ワコーズ柴田浩之
「自転車のチェーンは摺動面の滑り速度が低く、しかも変速によってチェーンラインがずれて斜めになるため、油膜が確保しにくいんです。
よって自転車のチェーンで流体潤滑はほぼ起こらず、混合潤滑から境界潤滑になります。
チェーンとスプロケットの接触部や、ヒルクライムやスプリントなど高負荷下のチェーンの内部では、かなりの頻度で境界潤滑になっていると思います。」
「一般的には、潤滑剤の基本的な性能を決めるのはベースオイルです。味付けとして添加剤を使っているという感じ。
しかし自転車の場合は極圧状態が強いので、添加剤の働きの影響が大きくなります。」