20/11/12 06:27:36.76 JYrIS7Tb0.net
同じ食材を使って調理をしても料理を作る人によって出来上がりがまったく違ったものになる。
マツダが調理するとマツダ味に、トヨタが調理するとトヨタ味になる。
ハイブリッド車を作らせると、出来上がりはトヨタよりマツダの方が優れたモノになる。
アクセラ・ハイブリッドはトヨタが作る残念なハイブリッド車よりも次の2点で優れていた。
1) 回生ブレーキとフリクション・ブレーキの協調制御はアクセラ・ハイブリッドが素晴らしい出来だった。
ブレーキの回生量を最大化するように協調制御を考えるとブレーキの作動は不自然なものになりがちだ。
ブレーキングの途中から急にブレーキがきき始める歴代プリウスは「カックン・ブレーキ」などと揶揄されることがあったし、
先代プリウスではブレーキングの際にドライバーの意図に反して制動距離が伸びるブレーキの抜けの問題が生じた。
アクセラ・ハイブリッドは、どこからフリクション・ブレーキが効き始めたのかドライバーが分からないぐらい自然な制御になっていた。
2) マツダのハイブリッド・システムはトヨタからの借り物ではあったが、減速だけではなく加速についてもリニアな仕上がりだった。
特筆すべきは、燃費重視のセッティングにしていなかったにも関わらず、アクセラ・ハイブリッドはプリウスの量販モデルより燃費が良かった。
ハイブリッド車を作らせると、マツダはトヨタよりずっと良い商品を作る。
プリウスの開発者らは、モリゾウに相当叱られたのではないか?