20/08/11 21:04:40 8GsTc+gJp.net
タコメーターに目をやる。4000回転。レッドゾーンは遠い。
本当の快楽はここからだ。
「まだ行けるな?我が子。」
「ブォォォオン!」
(せっかちねぇ)俺にはそう聞こえた。
レッドゾーンまでの距離がまるで「たった0.05?の合成ゴムの隔たり」にすら思えた。
その隔たりさえ今宵の彼女は嫌がった。
「もっと繋がりたい。一つになりたい。」
僕は右足に全身全霊で力を込め、それに応じる。
6000回転。もう少しで彼女と一つになれる。
射精するかもって心配までした。(笑)
~そしてとうとう6500回転。そう、レッドゾーンという名の絶頂を迎えた。~
そこには俺と我が子のだけの世界~HEAVEN~があった。
ただ寄せては返す快楽の波に俺と我が子は体をくねらせながら身を委ねた。
しかし、それも束の間、バックミラーに一筋の閃光が走った。
同時に賢者モードへ突入し、一瞬で戦慄が走った。
俺と我が子の逢瀬に水を差す邪魔者か?
スピードメーターは260?
なぜこの速度に追いつける?
しかし、その光は美しい。