21/10/29 02:26:26.25 DFjilqiy0.net
自分も昔は水素に夢を見ていたけれど
・燃焼が難しい(燃焼速度が速すぎる、燃焼のコントロールが難しい-(最小着火エネルギーが小さい、混合気の可燃範囲が広い)(*1))
・貯蔵・運搬が難しい
・爆発性が高い(*1と同じ理由)
・分子量が小さいので同一重量をタンクに保管するのにメタン等と比べて超高圧が必要
・液化しようにも沸点が低すぎる(-259℃、メタンなら-162℃)
・水素吸蔵合金も実用化されているが、当然金属の塊なので重く、エネルギー密度は低い
・専門家なら言わずと知れた水素脆化の大問題
まあ、いろいろな面で無理めなエネルギーやね
唯一、液体酸素を酸化剤とする化学ロケットの燃料としては エネルギー密度の点でこれ以上の燃料は無いが
誰がどんなに音頭をとろうと、相当のブレイクスルーが無い限り、普段使い用のエネルギーなんてしばらく無理と思う