17/10/28 02:52:13.58 Uk5jtr380.net
>>259
完成検査はスバルの場合、約200項目以上のポイントを一台一台チェック
している。
陸運局の車検ラインのサイドスリップ、スピードメーター、ブレーキ、
光軸検査のように、オートメーション化されて機械で判別するものも
多いけど、内外装の外観検査や漏水検査、下回り検査など、経験と専門
知識を持った人間でなければできないものも実は自動車の場合、現在でも実は
案外多いんだよ。
機械チェックによる部分は無資格者でも問題はないけど、やはり人の経験値で
不具合を発見できる確率が高い部分は有資格者が行うべき、というざっくり
とした理解で良いと思う。
そして、その「有資格者」になるために必要な国家資格以外の社内ルールを
各メーカーは国交省に予め届け出て了承を受けた上で、それに従い完成
検査を行うという手順で、今回はスバル自身が国交省に届け出ていた
ルールからいつの間にか逸脱して、全く素人ではないにしろ、無資格者
もそうした部分の検査をやっていた事が問題になっている。
自ら国交省に届け出たルールから逸脱しているんだから、スバルに弁解の
余地はない。これは完全なコンプライアンス違反だ。
ただ、この事で「品質」に問題が生じるかどうかというと、実際には
無関係ではあっても、「無資格者が検査していた」という言葉が一人歩き
して、一般的にはスバルというブランドのイメー低下は必至だよね。