15/02/20 13:30:04.97 fs/3kzlkg
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ホンダ の発表で全世界で 1,400万台 に増えた、タカタ製 殺人欠陥エアバッグ の問題は、当事者である
タカタ が、リコール分 の エアバッグ をせっせと作リ続ける一方で、やはり、対象となる クルマ がど
こにあるのかを探し出すのがボトルネックになっており、順調に 交換作業 が捗っているとはいい難い状
況だ。ホンダ から 進捗状況 が発表されないことからも、タカタ製 殺人欠陥エアバッグ による 新たな
犠牲者 が生まれる 危険性 が少しも 軽減 した訳ではない。
一方、新車用エアバッグ の生産についてはかなり動きがあった。ホンダ は スウェーデン の オートリブ
や 豊田合成 に 新型車 の エアバッグ供給 を依頼する一方、ダイセル に対してもエアバッグ供給 を依頼。
ダイセル は今日、アメリカ・アリゾナ州 に エアバッグ用インフレ―ター の 新工場 を、2016年3月 の稼
働開始をめどに 建設 することを決定したと発表した。
* ダイセルがエアバッグ部品の新工場建設前倒し、タカタ問題で ( Reuter )
>URLリンク(jp.reuters.com)
アメリカの港湾争議 は深刻化している。これまでに ホンダ は 2週間 で 25,000台 の減産 を決めた訳だが、
航空便 で トランスミッションなどの 完成部品 を送るにも 一機につき 20~ 30台分 がせいぜいで、コス
トが嵩むばかりか、アメリカ中 貨物専用離発着のできる空港、あるいは、貨物航空会社 の数、便数 にも限り
があり、それに 日本、韓国 などの アジア系自動車メーカー が殺到している状態で、おそらくホンダ の減産
は月ベース で 5万台 以下にまで下げなければならない状況になるだろう。
ちなみに、港湾争議が収束した場合でも、すぐに生産が増加できる訳ではない。船便では、到着まで 約2週間
掛かるからで、港湾争議が確実に合意しなければ、船便 で送っても一切荷物は降ろせない。
タカタ製殺人欠陥エアバッグ の アメリカ に」おける 集団訴訟祭り は 絶賛開催中 である。審理が進めば
その都度、メディア が タカタ・ホンダ の 極悪非道さ を、一般の人々に繰り返し刷り込んでくれるだろう。
まさに「弱い目に祟り目」。身から出たサビ とはいえ、人も会社も 普段の行い が大切である(笑)。