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LINEで「、」や「。」を使うと「怒っている」と思われる…オトナたちがまったく知らない若者世代のLINE常識
「黒くて怖いですよね」と、学生は眉をひそめて言う。「これ(句読点)もなんか怖いし冷たい感じで、やり取りするのがストレスなんですよね」。
店長のメッセージは丁寧で文章自体におかしいところはないが、文章は長く、画面いっぱいに文字が並んでいた。句読点もつけられていた。代わりに絵文字がなく、画面が黒かったのだ。
■若者のやりとりは短くて素っ気ない
これは若者に広く共通した傾向だ。大学でSNSの画面キャプチャを貼ったレポートを提出してもらうことがあるが、大学生のLINEなどのメッセージは一つ一つが短く、句読点はつかず、絵文字もほぼ使わない。シンプルなやり取りがメインで、大人から見ると若干素っ気なく見えるくらいだ。
一方、大人世代ほどLINEでのメッセージが長くなり、句読点も多くなり、絵文字も多用される。たとえば、LINEで有料絵文字を使うのは大人世代が多く、若者が購入しているのは有料スタンプの方だ。文章自体も、丁寧だが悪く言えば冗長。いきなり本題に入る若者と違い、「おはようございます」「お疲れさまです」といった挨拶から入り、丁寧な文章が繰り返される。
■中学生の息子は句読点に「何で?」
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