17/05/28 10:52:45.21 7suTfndr.net
君の名は。を語るにあたって監督自身の作家性と軌道を探るために過去作の話を多くしたい
監督は初期の作品群で続けて「強大な世界に敗北する若者」を描いていた
強大な世界とは第一に、主人公等を引き裂く運命だろう
ヒロインを連れ去る国連軍、永遠に覚めない夢、親の都合で引っ越し…
規模も種類も違えど大いなる流れの前では主人公等は無力である、という点で等しい
ー本当に、あれは特別な夏だった。
でも僕を囲む世界は、この先何度でも僕を裏切る…(雲の向こう、約束の場所)
第二は時間である
時