17/02/10 23:33:06.01 sk62dh2z0.net
ネットの俊樹入れ替わり経験者説を見た後で外伝を読んだ
正直、元民族学者と宮水の女の特殊性を肌で知ってる設定だけで
俊樹の物語上の設定は必要十分だと自分は考えてたので、
瀧以上に一般人寄りで理知的な思考をする俊樹のキャラと
予想してたより踏み込んだ民族学談話は映画抜きでも楽しめた
三葉・四葉を生贄にしてでも二葉を返してくれという魔の差し方も
俊樹の人間臭さを際立たせて共感度が高い
宮水への憎悪が転じて映画本編の大団円に繋がる演出も
最後の最後に二葉の言動を全部受け入れたのも納得できるものだったね
四章単体で映像化しても十分価値があると思う
とはいえ監督の言う通り映画で俊樹のエピソードを削ったのは正解だった
俊樹の設定が重いだけに肝心の瀧と三葉のエピソードが霞んでしまう