15/12/25 08:30:21.77 FBBC8XbP.net
(本文と書き方があまりにも違う)あとがき
中国に来て気がついたことがある。それは「中国人はいなくならない」ということだ。
例えば中国で少子高齢化が叫ばれている。日本より早く進行するぞと言う人もいる。
じゃあ、超少子高齢化して三十年後までに人口が二十パーセント減ったとしよう(ありえないけど)
十三億八千万人の二十パーセントだから二億八千万人も減った!すごい!残りは何億人?
いやいや、人口が減るだけじゃない。中国は働ける人口が減ってメチャクチャになるんだ!内戦とか起こるぞ!人口が半分になったりするぞ!(ありえないけど)
じゃあ、半分になった!五億五千万人だ。日本は総人口一億三千万人だ。
……そう、中国人はいなくならない。ありえない超少子化の上に、ありえない内戦で半分になっても五億大。コレは大変な数字だ。
中国人がいない世界を考えるなら、中国人にしかかからない病原菌でも考えるしか無い(その病原菌は、どうやって中国人を見分けるのか謎だけど)。
どんなに妄想したって、我々の隣に十四億人の人間が住んでる事実はどうにもならない。人がいるっていうのはリアルだ。紛れもない現実だ。
だから、中国人がいなくなる世界を妄想するより、どうやったら仲良くやっていけるか考えるほうが、有意義だと僕は思う。
この本はその役目にかなり役立つと思う。というか、こんなに役立つ本になるとは、本ができるまで分からなかった。星海社の名物編集太田さんの直感に恐れ入るしかない。
あ、もう一つ中国人をこの世から消す方法がある。目と耳を塞ぎ、中国人を君の意識から追い出すんだ。
でも、そうやってうずくまってるより、立ち上がって握手した方が僕はいいと思う
二〇一五年十一月吉日 井上純一