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「遺体を処分したあと、数百万円の報酬を受け取った」実行役の2人が供述 那須町夫婦遺体事件
栃木県那須町で夫婦の遺体が見つかった事件で、実行役の2人が「夫婦の遺体を処分したあと、数百万円の報酬を受け取った」と供述していることが新たに分かりました。
きょう送検された元俳優の若山耀人容疑者（20）。首元には翼のようなデザインのタトゥーが見えます。
若山容疑者と韓国籍の姜光紀容疑者（20）は先月16日、仲間と共謀し、宝島龍太郎さん（55）と妻・幸子さん（56）の遺体を損壊した疑いがもたれています。
若山耀人容疑者（当時14）
「（演じた役は）とにかく僕と似て、明るく笑顔なところがあるので」
子役時代にはNHKの大河ドラマに出演するなど、俳優として活躍していた若山容疑者。突然の逮捕に若山容疑者の幼なじみは驚きを隠せませんでした。
若山容疑者の幼なじみ
「犯罪に手を染めるようには全く見えなかった。（今年1月）『飯でも行くか』という話になっていたが、予定が合わなかったので、そのときにはタトゥーとかが入っていた（と聞いた）ので、僕の知っている彼ではなかった」
若山容疑者はなぜ、犯罪に手を染めてしまったのでしょうか。その一端が見えてきました。
若山容疑者 姜容疑者
「夫婦の遺体を処分したあと、数百万円の報酬を受け取った」
若山容疑者と姜容疑者は都内の空き家で宝島さん夫婦と接触した後、那須町の現場まで車で夫婦を運んだ“実行役”とみられています。
2人が事件の後、大阪に逃走し、ホテルに泊まりながら数日間、潜伏していたことも新たに分かりました。逮捕されたときの2人の所持金は十数万円だったといいます。