22/07/20 13:53:22.14 0.net
勝新太郎の一日
終わった、、「今日も俺がケイゴさんを守った!チャット皆勤賞だ!ざまあみろアキオ!」
溜息混じりにKEIGO KOYAMAスレを読み返しウンウンと満足そうに頷く
時計を見ると朝の7時、一般人なら子供と共にとうに出勤あるいはリモートで仕事の準備をする時間である。
自分をディスる人間がいないかスレを見返す、一息ついてようやく就寝しようとした瞬間アンチの書き込みが
一般人名無し「これさ、恵吾はまだいいんだよ、なぜならリアルでアウトロー繋がりあるし、金もスパチャでガッツリ入るから
問題は勝新お前だよ。ケーゴ君、ケーゴ君騒いでて、投げるお金は90円?200円?
アーカイブ見るとお前いつもいるな?人の人生追いかけてないで自分の時間大事にしろよ
恵吾は自分の人生謳歌してるけどお前はただの哀れな底辺信者なだけだぞ?」
沸点が低い彼は瞬間湯沸かし器の如く沸騰した。齢80を超える母親が怪訝な顔で新太郎の部屋を覗く
ヒョロヒョロの足から繰り出すトーキック、蹴っても蹴ってもフスマすら破れずひっくり返って後頭部を打ってしまった。
かれこれ服は一週間同じままで落ち武者の髪は脂とフケだらけ。異臭が部屋を覆う。
勝新「こいつら何なんだよ!!無職引きこもり子供部屋おじさんの何が悪いんだよ!!
クックック、この野郎、こないだみたいにサバイバルナイフ、包丁、スタンガンの画像の時みたいにビビらせてやる!!」
ーシャル下に来いー
憧れの小山ケイゴのセリフを吐きつつ貼り付けたトイガン画像
近くのホビーショップでなけなしの父母から貰ったお年玉をはたいて買った逸品である。
「これでどうだ!!俺の勝ちだ!!!!」
やおらスレを覗くと、アンチの嘲笑の荒らし。新太郎は奥義自演を繰り出した。
鬼気迫る顔、怒涛の連投。彼はやってのけたのである。自演擁護を。
こうして彼の精神は一時安定し、眠剤と酒を飲み床についた。
「次のアラートでまたケイゴさんを守ってみせる。」
そうかたく決意した勝新太郎であった。