21/12/12 22:13:10.53 0.net
>>464
実を言うと、がんが何だかよくわかりません...。
人のカラダは約60兆個の細胞からできています。細胞が分裂するときには、元のDNAをコピーして、新しい2つの細胞に振り分けます。
人間のすることですから、コピーミスを起こすことがあります。これが遺伝子の突然変異です。
突然変異を起こした細胞は多くの場合死にますが、ある遺伝子に突然変異が起こると、細胞は死ぬことができなくなり、止めどもなく分裂を繰り返すことになります。
この「死なない細胞」が、がん細胞です。
最近では、がん細胞は健康な人のカラダでも1日に5,000個も発生しては消えていくことがわかっています。
がん細胞ができると、そのつど退治しているのが免疫細胞(リンパ球)です。
しかし、年齢を重ねると、突然変異が積み重なってがん細胞の発生が増える一方で、免疫細胞の機能(免疫機能)が落ちてきます。
生き残ったがん細胞が、やがて、塊としての「がん」になっていくのです。
諸君、理解出来たかな😎
長生きするとがんが増えるのは、突然変異が蓄積されるのと、免疫細胞が衰えるからなのです。がんが老化の一種と言われるのはそのためです。