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―ひと言、相談があってしかるべきだった・・?
「ワシに相談を持ちかけてきたなら、ワシはいっぺん姐さんと話しおうと、そのうえで幹
部会を招集したやろな。「こういうふうに竹中はいいよるけんど、ワシは同意しかねる。た
だし、皆が竹中四代目をあくまで支持するんやったら、ワシはワシなりのやり方をとらせ
てもらう」と、そう説明したはずや。」
―が、そうはならずに一和会を結成した。それについては。
「やはり、ワシに共感してくれる人間がおったわけや。そうした同志の集合体が一和会や。
考えてもみい、組織の中心に座る人物―ハッキリいうたら、ま、竹中四代目や、それを
支持できない人間がそのまま山口組に残るようなことになれば、それはとりもなおさず山
口組にとっての不利益や。そういうものは出て行って、自分たちの組織をこしらえてやっ
ていくしかないがな。そのうえで、互いに共存共栄を図る。これが理想やないか。違うか?」