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半グレ「アビス」55人を逮捕、書類送検 ぼったくりや監禁、傷害事件など相次ぐ被害相談 大阪府警
12/12(水) 21:48配信 産経新聞
大阪府警南署は12日、大阪・ミナミの歓楽街で不良集団「半グレ」が経営するガールズバー17店を相次いで摘発し、
半グレのメンバーら55人を逮捕、書類送検したと発表した。
同署の管内では近年、ぼったくりなどの被害相談が相次いでおり、大阪で増えている訪日外国人旅行者(インバウンド)への被害も発生。
同署は100人規模のプロジェクトチームを結成、取り締まりを強化していた。
同署によると、今年6月以降、監禁致傷や凶器準備集合などの容疑で、半グレ「アビスグループ」のリーダーで住所不定、無職の男(20)ら15~32歳の男女計55人を逮捕、書類送検したという。
アビスのメンバーは今年6月、大阪市中央区のガールズバーで20代の男性客に飲食代などとして65万円を請求した上で監禁・暴行し重傷を負わせたほか、
8月には対立する半グレ「O7」(アウト・セブン)が経営するガールズバーに金属バットなどを持って集まり、男性経営者に催涙スプレーを噴射したという。
ミナミでは昨年9月以降、アビスが暴力団の資金獲得活動(シノギ)に関わるようになり、多数のガールズバーを経営。
酔客へのぼったくりや暴行・傷害事件などを繰り返し月5千万円ほどを売り上げ、一部は指定暴力団「任侠山口組」系組織に渡っていたとみれる。
同署には、アビスに関する被害相談が約150件も寄せられた。
暴力団に属さず「半分グレている」などから名付けられた半グレは組事務所のような拠点がなく、実態把握が難しい。
警察庁は一部の半グレを「準暴力団」と認定。全国警察に組織の実態解明や取り締まり強化を指示している。