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風俗店呼び込み指示の疑い 国分町客引き元締逮捕「沖縄グループ」率いる
10/7(日) 12:01配信 河北新報
風俗店の客引きに指示をしたとして、宮城県警生活環境課と大和署などは5日、
県迷惑防止条例違反の疑いで、仙台市青葉区上杉1丁目、職業不詳知念洋文容疑者（36）を逮捕した。
県警によると、容疑者は暴力団関係者とみられ、客引きを束ねる組織のトップを務めていた。
県警が客引きの元締を摘発するのは初めて。
逮捕容疑は20代の飲食店従業員の男（同条例違反で逮捕）と共謀し
9月27日未明、青葉区国分町2丁目の路上で、巡回中の私服警察官に「風俗店いかがですか」などと声を掛けた疑い。
知念容疑者は「分かりません」と容疑を否認している。
県警は知念容疑者が男に指示をして客引きをさせ、風俗店から紹介料を得ていたとみている。
捜査関係者によると、容疑者の組織は最大数十人の客引きが所属したことがあり、
沖縄県の出身者が複数いるため国分町の他の客引きから「沖縄グループ」と呼ばれていた。
宮城県警は組織の背後に暴力団の存在があるとみており、金の流れなどを調べ全容解明を急ぐ。