18/05/05 09:12:05.61 0.net
>>141
【斬り込み時評】2
暴力団員が減る中…任侠山口組だけが“増えている”裏事情
2018年4月17日
任侠山口組は間もなく発足1年を迎えるが、指定暴力団の中では唯一増員を果たしたことになりそうだ。
同組の目標の一つに「カネがなくてもヤクザを続けられる」というのがあり、月会費10万円以下(警察がいう上納金/直参と傘下団体の直参を兼任する組長は5万円)と、他団体に比べ、圧倒的に安い。
さらに定例会が他団体のように月1ではなく、奇数月に1度(偶数月は地元の直系組での会議)と、組員に極力、負担をかけないような仕組みになっている。
とはいえ、現代に「カネがなくてもヤクザを続けられる」が、どこまで吸引力になるか、大いに疑わしい。
いってみればヤクザ、暴力団は出版や新聞、銀行など以上に構造不況業種だからだ。
警察庁はこぼれ落ちた組員や準構が半グレなどに移行することを恐れているようだが、すでに指定団体の一部は半グレを準構に抱えている。
だが、ここでも任侠は「オレオレ詐欺など、お年寄りからカネをだまし取るのは男らしい行為か」と詰め、半グレを資金源にするつもりはないらしい。
逆に半グレを善導するという。
つまりは任侠の復活である。筆者は日本にかつて任侠道が実践されたときがあったかと疑問視しているが、任侠にヤクザの生き残りを懸けるというのは、たとえドン・キホーテ風とクサされようと、壮大な夢にはちがいない。