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発見時は部屋着、室内で襲われたか 名古屋の夫婦遺体
朝日新聞デジタル 3/4(土) 2:47配信
名古屋市南区の住宅で80代夫婦が殺害されているのが見つかった事件で、県警は3日に司法解剖し、結果を発表した。死因はともに首の血管を切られたことによる出血性ショック死で、推定で死後1~2日経過していたという。
また、2人は部屋着とみられる服装だったことから、県警は2人が自宅で過ごしていた1日夕以降、翌朝までに室内で襲われたとみて調べている。
県警によると、亡くなったのはいずれも無職の大島克夫さん(83)と妻のたみ子さん(80)。
近くの住民は、1日午後4時ごろまでたみ子さんの姿を確認していた。一方、2人の遺体が発見された2日午前8時には玄関は施錠されておらず、室内のテレビはついたままだった。
また、新聞販売所の関係者によると、2日午前4時半ごろに新聞を配達した際、普段消えている室内の照明がついたままだったという。
このため、県警は2人が就寝前に襲われた可能性もあるとみて、犯行時間の絞り込みを進めている。
県警によると、2人は居間で重なり合うようにして倒れており、克夫さんは1カ所、たみ子さんは複数の傷が首付近にあった。
現場からは凶器となるような刃物は見つかっていないという。
南署捜査本部はフリーダイヤル(0120・110・905)を設置し、情報提供を呼びかけている。