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暴力団構成員、初の2万人割れ 警察庁が組織犯罪分析
2017年3月16日
全国の暴力団構成員は昨年末現在で約1万8100人となり、統計が残る1958年以降で初めて2万人を下回ったことが16日、警察庁がまとめた「組織犯罪情勢」で分かった。
前年より約2千人の減少で、要因を「暴力団対策法による締め付けや、民間で広がる反社会的勢力の排除で資金確保が厳しくなったため」と分析している。
準構成員らは約2万900人。
警察庁はこれまで、暴力団活動や薬物・銃器犯罪、来日外国人犯罪を個別に集計していたが、初めて組織犯罪の観点から包括的に分析。
暴力団活動で「しのぎ」と呼ばれる資金確保で、覚醒剤への回帰など変化が見られた。