17/05/28 19:40:49.48 0.net
処方箋(せん)に記載しないまま患者の女に向精神薬「ハルシオン」を大量処方したとして、兵庫県警生活経済課などは17日、
麻薬取締法違反(譲渡)容疑で、兵庫県加東市で医院を経営する70代の男性医師を書類送検した。
捜査関係者への取材で分かった。
女には約3年間で十数万錠のハルシオンが渡っていたといい、
インターネットで不正転売して利益を得ていたとみられる。医師は「薬が欲しいとしつこく言われ、
渡せば帰ってくれると思った」と容疑を認め、女が不正転売していた認識がなかったと説明しているという。
書類送検容疑は昨夏、同県西脇市の無職女(32)=同法違反(営利目的所持)容疑で逮捕、起訴猶予=にハルシオン約千錠を処方する際、
処方箋に記載せず渡したとしている。
捜査関係者によると、ハルシオンの服用量は1日2錠だが、医師は女に対し、1カ月あたり2・5カ月分に相当する約150錠を処方。
これとは別に、数百回にわたって500錠入りの瓶を販売していたが、女は当初しか代金を払っていなかった。
女はその後、手に入れたハルシオンを不正に転売。平成20年4月以降、別のルートで入手した向精神薬も含めて転売を繰り返し、
昨年4月までに約1300万円の利益を得ていたとされる。