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2017.4.20東奥日報
審議会委員の変更「要望書見て判断」浪岡自殺で市教育長
青森市立浪岡中学校２年・葛西りまさん＝当時(13)＝がいじめを訴えて自殺した問題で、遺族側が市いじめ防止対策審議会の一部委員の変更を求めていることについて、
市教委の成田一二三教育長は19日、「近日中に（遺族側から）要望書が出てくると聞いているので、それを見た上で判断したい」との考えを示した。
同日行われた市教委定例会終了後、報道陣の取材に答えた。
同審議会がまとめた報告書には葛西さんが「思春期うつだった」旨の記述があった。
遺族側は思春期うつと判断した根拠が書かれていない－として、精神科医の委員の変更や報告書の再精査を求める要望書を市教委に提出する方針。
成田教育長は「（委員の変更について）選択肢はする、しないの二択しかない。皆さんの納得を得られるような手続きをした上で判断することになる」と述べた。