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★遺族「死刑判決受け入れて」 第２回公判で意見陳述
大阪・心斎橋の路上で平成２４年６月、男女２人を無差別に刺殺したとして殺人罪などに問われ、１審大阪地裁の裁判員裁判で死刑
判決を受けた礒飛（いそひ）京三被告（４１）の控訴審第２回公判が２２日、大阪高裁（中川博之裁判長）で開かれ、被害者遺族が
「死刑を受け入れてほしい」と意見陳述し、結審した。判決は来年３月９日。
犠牲となった音楽プロデューサーの南野信吾さん＝当時（４２）＝の父、浩二さんは「信吾は世界を股にかけ仕事をしている最中だった」
と無念さを滲ませ、「１審判決に従ってもらうことがたった一つの望みだ」と語気を強めた。
信吾さんの妻は「かわいがっていた３人の娘たちの成長を見られなくて残念でならないでしょう」と涙ながら話した。
控訴審で弁護側は「犯行時は心神耗弱状態だった」として死刑回避を訴え、検察側は控訴棄却を求めている。
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