16/09/18 10:28:51.03 0.net
北九州市でホームレス支援などを続けるNPO法人「抱樸(ほうぼく)」理事長で牧師の奥田知志さん(53)は逮捕直後から、報道で男性の孤独な状況を知り、面会に訪れた。
男性は人生で一番つらかったのは「刑務所を出た時、誰も迎えに来なかったこと」と答えた。父親に火の付いた薪を体に押しつけられた生い立ちも打ち明けた。
奥田さんが「今度出所するときは必ず迎えに行く」と約束すると、涙を流した。
服役中も60~70通の手紙をやりとりした。男性は毎回「迎えに来てくれるのが楽しみ」と書いた。
こうした縁から、奥田さんが身元引受人となり、6月に仮出所がかなった。
奥田さん夫妻の出迎えに男性は声を上げて泣いた。生まれて初めての出迎えだったという。
出所に当たり、保護観察所や自治体、保護司、受け入れ施設など7機関が協議を重ね、連携して受け入れ態勢を整えた。現在、男性は抱樸が運営する施設に入所。
週4日はデイサービスに通い、「一番幸せな時間�