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金沢刑務所で受刑者が自殺
金沢市にある金沢刑務所で、２８日、５０代の男性受刑者が、ちり紙を口に詰めて自殺を図り、死亡しました。
金沢刑務所によりますと、２８日午前６時２０分ごろ、独居房にいた５０代の男性受刑者があおむけに寝たまま動かないのを刑務所の職員が発見しました。
直ちに救命措置が取られましたが、受刑者は、まもなく死亡が確認されました。
受刑者はちり紙を口に詰めて自殺を図り、部屋には親族に宛てた手紙が置いてあったということです。
独居房では夜間、職員が２０分ごとに、ドアの小窓を通して部屋の中の様子を確認していますが、２７日は、午後９時ごろから受刑者が布団に入り、眠っているように見えたため、
朝まで異常には気付かなかったということです。
金沢刑務所の小谷佳司所長は「このような事故が発生したのは誠に遺憾で、今後は、受刑者の見回りや心情の把握を徹底して再発の防止に努めたい」とコメントしています。
2016年10月29日 11時30分