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菱のカーテンの向こう側? 止まない組事務所攻撃、大阪・神戸で車特攻が続出
ヤクザ激戦区といわれる大阪・西成に確固たる地盤を築き、「日本最強の四次団体」と呼ばれていた三島組。現在は神戸山口組山健組健竜会の最高顧問という重責を担う同組に、また一人、強者が加入したらしい。
その人物は、某有力団体が関東に進出した際に尽力した人物と言われており、一時期は渡世から離れていたらしいのだが、その後も関東を拠点に活動していたらしく、満を持しての加入となったというのだ。
その他にも、三島組全盛期に活躍していた人物の三島組への復帰も最近、確認されており、新生・三島組は今後さらに勢いづくことが予想される。
そして、現在の六代目山口組と神戸山口組のぶつかり合いであるが、依然、両組織の特攻合戦は一向におさまりを見せる気配がない。
17日に大阪府堺市で軽自動車が突っ込んだかと思うと、19日には神戸市中央でダンプ特攻が発生している。
17日の特攻被害にあったのは、六代目山口組二代目岸本組傘下二代目古庄組。車は3階建て事務所1階にバックからぶつかり、玄関のドアなどが壊れた。事務所に人はおらず、ケガ人はなかった。
さらにその2日後の19日、今度は神戸市内に本拠を構える神戸山口組山健組傘下団体、二代目志闘会（前田貴光会長）事務所にダンプカーがバックで突っ込んでいる。
事務所にいた男性によると、ダンプの車内に人はおらず、現場周辺には積載されていたとみられる土砂が散乱していたという。
捜査関係者は、この2つの事件の繋がりをこう推測する。
「古庄組に対する攻撃は、古庄組というよりも、上部団体である岸本組（神戸市）への制裁的プレッシャーだろう。岸本組は以前より神戸山口組入りを口にしていたと言われているが、
現在も移籍にまでは至っていない。それにいらだった神戸山口組サイドが、岸本組の執行部を務めている古庄組に揺さぶりをかけたのだろう。
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