16/03/04 15:57:26.22 0.net
あっと言う間にボコボコにして一丁上がり~
よ~し次行くぞ!
気勢を挙げて再び出発。
ふと見ると警察署のすぐ近くだったのねん。
早速サイレンが聞こえたが、現場へ向かったのだろう、だんだん遠ざかっていった。
もはや他所者には今どの辺りを走っているのかさっぱり見当も付かなくなっており、いつまた突発的に祭りが始まるかもしれないと気を張りながらも、ただ集団の流れに付いていくだけであった。
前を走るローレルのボディの向きが、どう見てもタイヤの進行方向とズレているのが可笑しくてしょうがない。クルマまでお笑い芸人なのか。
ぐるぐるとしばらく走るうち、反対車線で数台のパトカーの周りに人集りができている所へ差し掛かる。
事故でもあったのかと近付いていくと、なんか見覚えがあるような気がして、よくよく見渡してみれば、なんとさっき襲撃した場所なんぢゃねぇかよ~
ホシは現場へ戻ると言うが、ついさっきの話だぜぇ。ったく関西人の思考回路は理解できん。
さらに我が同盟は一斉に空吹かしで威嚇し、わざわざおまわり目掛けて突っ込むように煽りをくれて挑発している奴も居る。
そう言えば、交番へ火炎瓶を投げ込んだという報道もあったな。
どうやら警察という存在に対する意識が関東とは根本的に異なっているらしい。
対するサツだって極道者と区別が付かないような奴ばかり揃っているのが関西なんである。
ガキにおちょくられて黙ってる訳にはいかないと怒ったように追ってきた。
呼び寄せた仲間もあちこちから行く手を阻もうとするが、間髪タイミングが合わず、最後尾へ回された無数の赤色灯を引き連れた大名行列が続いていく。
港の側だろうか、車線が広くなった所で回り込んでこようとするパーカーにつられて全体のスピードが上がっていく。